On Top Of Old Smokey / Lavender’s Blue ピアノ練習記録 no.010


[ 2016/04/02 ]
ピアノマーベルのWEBアプリが日本語化されました。公式サイトでも告知されています。あわせて教材PDFも日本語化が進んでいるようです。これで、アプリ操作中に英語表記で悩むことは無くなりました。

8ヶ月前のこと。電子ピアノを買うと言ったら、ある友達が「その歳でピアノを練習しはじめて、弾けるようになるのか?」と言いました。「まぁ、難しいだろうね」と返したのをおぼえています。数週間後に「弾けるようになったか?」と、聞かれて「ドレミは読めるようになった」と言うと、苦笑いされました。それが、つい最近、これぐらい弾けるようになったよと披露する機会がありました。動画で記録しているようなレッスン曲を弾いただけですが、今回は笑われることはありませんでした。「私がピアノ前に座ると…」という名コピーを思い出す出来事でした。

ピアノマーベルは3Aになると、左手和音、右手メロディーのレッスンが増えてきます。あわせて、自由に右手のポジションを動かすための準備でもあります。このあたりまで続けると、楽器をやっていない人からは、”楽器の練習をしている人”と認めてもらえるようです(笑)。次は”楽器で演奏する人”と認めてもらえるよう、楽しみつつ頑張ってまいりましょう。

現在の自覚している課題は次のとおり

  • 楽譜の音符を指だけで覚えてしまっている
  • 音価と音の強弱(特に左手)

今回の最後の練習曲3A-18:Sweet Lullabyは、とても時間がかかりました。右手のポジションが変わると、楽譜上の音符と弾く鍵盤が一致しなくなります。楽譜上の音符=指番号で覚えてしまっているのが原因でしょうか。本当のところはわかりません。しばらくは基礎練習として、各ポジションを弾きながら、音を口ずさんでみます。

音価と音の強弱については、過去に終わらせたレッスンを使って復習していきます。新しいレッスンだと、他に覚えることが多くて、そこまで意識を向けられないからです。今までより時間がかかる進め方ですが、ここはじっくり取り組んでいきたいと思います。

3A-16 オン・トップ・オブ・オールド・スモーキー On Top Of Old Smokey

On Top Of Old Smokey – YouTube

アメリカのフォークソング。1951年にThe Weaversが歌ったOn Top of Old Smokyがミュージックチャート入りし、Roud Folk Song Index No.414 にリストアップされました。アイルランド・スコットランド系移民が、アパラチア山脈の山を歌ったとのがはじまりとされています。

3Aには、On Top of Old Smokeyのレッスンが2つあります。最初は同時に和音を鳴らすレッスン。次にそれを分散して弾くレッスンです。ズンチャッチャというリズムにのせて、左手で和音を弾きつつ、右手でメロディを弾く。これがなんとも楽しくて、ピアノを弾けてるかもと気分が上がるレッスンになっています。あわせて、同時に複数の音を扱うことの難しさを実感するのも3Aからです。

片手で同時に3つの音を綺麗に鳴らすのは、意外と難しい気がします。頭をピタッと揃え、メロディを邪魔しないように綺麗に鳴らす。意識して練習しないといけませんねー。

3A-7 I’m a little teapot

I’m a little teapot – YouTube

マザーグースから。 1939年にGeorge Harold Sanders と Clarence Z. Kelley によって公開された。Clarenceは妻とダンス教室を経営していて、小さな子供にタップダンスを教えるための練習曲としてI’m a little teapotを考案したそうです。お遊戯の曲のイメージでしょうか。

The Teapot Song sheet music cover
Wikipedia I’m a littel tea potより

ちなみに歌詞は、蒸気がいっぱいになったら叫んじゃうからね!といったノリです。まさかの擬人化ケトルであります。そういうイメージで見ると、上のポスターも味わい深いですね。タレ目でスマートな足がキモカワです。

マザーグースとして残っている歌は、スムーズに子どもたちに物事を教えためのツールとして優秀なものばかりです。インターネットが発達したとはいえ、小さな子供に伝えるのに優れているのは歌や踊りです。

そう考えると、上のタレ目のティーポットも良い奴に見えたり見えなかったり。

3A-9 ラベンダーは青い Lavender’s Blue

Lavender’s Blue – YouTube

イギリスの民謡。Roud Folk Songの3483。イギリス・アメリカで何度もカバーされ、ミュージックチャートに登場している。歌詞も複数あり、頻繁に歌われるdilly, dillyは最近のもの。オリジナルに近いものは、diddle,diddleと歌われていた。

2015年公開のディズニー実写映画「シンデレラ Cinderella」の中で、このイギリス民謡『ラベンダーズ・ブルー Lavender’s Blue』が歌われ、注目を集めた。

ラベンダーズブルー Lavender’s Blue 歌詞・日本語訳

ディズニー映画をあまり観ないので知りませんでした。映画中でシンデレラが歌ってたのですね。これなら子どもたちも喜んでくれそうです。一度でも歌を聞くと、頭の中でdilly, dillyが永遠と再生される恐るべき曲です。昨日は、お風呂で口ずさんでいる自分に気づいて少し動揺しました。童謡だけに!

3A-14 クマさんが山へ登ったよ The Bear Went Over the Mountain

The Bear Went Over the Mountain – YouTube

ハッピー・バースディ・トゥ・ユーの代わりに、映画の中で歌われている謎多き歌 For He’s a Jolly Good Fellow と同じメロディーです。起源ははっきりしておらず、2月のGroundhog Dayという祭事と関係があるのではないかと言われています。

ところでクマは、なぜこんなに世界各地で愛されキャラになっているのでしょう。実際には獰猛で危険な動物のはずなので、年代をさかのぼるほど「こいつは危険だ!」のような歌があってもよさそうなものです。座ってる姿や冬眠する様が、どことなくコミカルに映るのでしょうか。

ピアノマーベル3Aのレッスンとしては速いテンポの曲で、気持よく弾けます。和音とシンプルなメロディで直感的に弾きやすく、ピアノの腕前が上がったような感覚に。練習を続けてよかったなと思える一曲です。

3A-18 スィート・ララバイ Sweet Lullaby

曲がWEBで見つからず。ピアノマーベルのメソッド・テクニックには、ピアノマーベルオリジナルの曲も含まれているそうです。この曲は、アプリの中からダウンロードできる教材PDFにtaraditonalとあったので、おそらく原曲があります。後で知っていそうな人に聞いてみよう。

今回、最も時間がかかったレッスン曲です。以前からそうでしたが、手のポジションが変わると、楽譜上の音符と鍵盤の位置が一致しなくなります。対策として、各ポジションを弾きつつ音を口ずさむ基礎練習を続けていきます。出来るようになる日がくるか分かりませんが、今は深く考えず練習を続けていきます。

My Study

40歳が電子ピアノを買うと、みんな茶化した。
でも練習を続けていると応援してくれた。